サンクスラボに勤めるようになってからは、気持ちに張り合いが生まれ、体調も安定しており、働く場所があることに幸せを感じています。
サンクスラボにきて変化した事
私の闘病人生の始まりは、今から22年前、30歳で一型糖尿病を発症したときです。それから、さまざまな合併症を発症してしまい、5年前には慢性腎不全を発症して週3回の血液透析治療を行いました。幸運にもその後、臓器移植の機会を得ることができ、現在はインスリン注射と血液透析も必要なくなりました。
しかし、移植した臓器と自分の体を健康に保つため免疫抑制剤の服薬治療が必要なのです。自分でも朝夕の血圧、体重、体温の測定など健康管理を欠かさないようにして体調の変化には気を付けています。
サンクスラボに勤めるようになってからも、就労前と同じように体調は安定しています。これは、職場の環境がよくて心と体にストレスがかかってないからだと思っています。むしろ、弁当を作って決まった時間に自宅を出るようになったことで気持ちの張りが生まれ、働く場所があるのは幸せなことだと噛みしめている毎日です。
サンクスラボでの活動内容
入社初月は、パソコンの基礎的なスキルを身に付けるための課題に取り組みました。企業の公式ホームページを閲覧して住所や電話番号などを見つけることからです。通販用のHPや求人サイトの企業情報などと公式HPの区別方法や、必要な情報の見つけ方、得た情報を入力する方法などをパートナーさんに教えていただきました。最初は数件しかできませんでしたが、徐々に件数をこなせるようになり2ヶ月目からは企業様からご依頼いただいたパソコンでのリスト作成業務に取り組んでいます。
今後入社される方へメッセージ
私は、一般就労に向けたステップとしてサンクスラボに就労しました。毎日通勤できる体力と仕事に取り組む気力を身に付けることと、パソコンのスキルアップにより企業に求められる人材になるためです。そして、一般企業に就労して得た賃金の中から、まったく別の身体と新しい人生を与えていただいた公益社団法日本臓器移植ネットワーク様に寄付をしたいというのが現在の目標です。
サンクスラボはとてもよい職場環境と、能力や適正を見極めたうえでのサポートが丁寧なので安心して就労してください。やがて、自分の目標が見つかり、目標に向けてどうしたらいいのかが自分のペースで明確になっていくと思います。
~お話しを聞かせてくれたタレントさん~
お名前:J.Hさん
所属:鹿児島オフィス
在籍期間:<入社日R4.4.11・在籍期間 約2か月>
障がい名:じん臓機能障害
お仕事内容 リスト作成業務