親切とおせっかいの境界線

佐賀オフィス

こんにちは!サンクスラボ佐賀オフィスです!
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

今回ご紹介させて頂くのは、いつもと趣向を変えて、
私自身の出勤途中において気づかされたことについてお話ししたいと思います^^

私は毎日JRを利用しての電車通勤をしているのですが、
その際、途中の駅から白杖を持った目の不自由な中年の男性の方が乗車してこられます。
その方は電車に乗り込むと、そんなに混んでいる状態でもなく空いている座席も多いのですが、
空席状況を判断するのは難しく、業者口の横にそのまま立っておられるのです。

私はすかさずその方に立ち寄り、「こちらの席が空いていますよ。」と声を掛け、
私の肘を掴んでもらって優先席へと案内をします。
「いつもすみません、助かります、」とお礼の言葉をいただきます。

その後、駅に到着するとその方も一緒に下車されるので、
その際も杖を使って足元を確認しながらゆっくりとホームに下りられます。

その光景を目にし、「大丈夫ですか?エレベーターまで御案内しましょうか?」と再び声を掛けると、
「いいえ、慣れた道順がありますので、このまま大丈夫です。」と言われたのです。
そして続けざまに「点字ブロックの通りに行けば、階段迄の距離感と階段の段数もわかりますから。」
とはっきり言われたのでした。

そう、そこで気づかされたことは、こちらが「親切」と思って接していたことが、
相手にとっては「おせっかい」と感じることもあるということでした。

それ以来、その方が乗車された際には座席には案内しますが、
下車後についてはそのままそっとしておこうと考えるようになりました。

「親切」と「おせっかい」の線引きは難しいのですが、
福祉関連の人間として大切なことの1つを学んだような気がしました。

サンクスラボは福祉施設ではありますが、”一般企業への就労に向けた訓練の場”でもあると言う認識のもと、
職員も利用者さんも同じ方向に向かって歩んでいます。
そんな佐賀オフィスに少しでもご興味を持って頂けましたら、まずはお気軽にご連絡ください♪
オフィス見学・お仕事体験も随時受け付けております^^

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