壱岐でのこれまでのサンクスラボの活動

活動報告

壱岐島内におけるサンクスラボの取り組みは、2022年10月に始まりました。離島プロジェクトリーダーを中心としたチームが営業活動を展開し、利用者を増やすための基盤作りを行ってきました。

今回の説明会
11月5日、壱岐市の壱岐の島ホールで説明会を実施しました。この説明会に向けては、壱岐市在住の社員たちが協力し、市内の様々な場所にポスターを掲示するなど、2か月前から準備を進めてきました。当日は、特別支援学校の先生方や、ひきこもり状態のお子様を心配される親御さん、若者サポートステーションのスタッフ、壱岐市地域おこし協力隊の方、多様な方々にご参加いただきました。
説明会では、「IT×福祉」をテーマに、ITの力で離島でも社会参画が可能であることを伝える重要性を感じるとともに、その難しさも実感しました。しかし、説明会後のアンケート結果は好評で、「内容がとてもわかりやすかった」という声が多く寄せられたことが大きな励みとなりました。

自身の当事者性
私自身、かつてサンクスラボのA型利用者でした。難病を抱え、再発を繰り返しながら就職を目指していました。(現在は寛解と診断がおりてます。)支援機関を転々とする日々を送っていました。そんな中、「在宅就労」という選択肢に出会い、新しい可能性を見出しました。
説明会では、自分の経験を率直にお話ししました。困難な状況に直面している方々に「こうした道もある」と伝えたい思いからです。支援を受けた立場だったからこそ、今度は支援する側として地域に還元したいと考えています。
今回の説明会が、参加者の皆様の心に何かしらの気づきや学びになっていれば、幸いです。そして、壱岐島内での支援の輪がさらに広がり、多くの方の「最初の一歩」を後押しできる存在でありたいと願っています。

写真は説明会の前日に壱岐の島ホールで開催されていた
壱岐市大会「令和6年度 島の祭典『壱岐市総合文化祭』プレ大会」で開催されていた虹の原の高等部バザーで購入したアイテム

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